赤もいいものだなぁ。
2020年5月29日 快晴
今日も洗濯物がよく乾くいい日だ。
とりあえずこの1年、この庭には草木が生えてくるのか
様子を見ているところなのだが、
この庭の以前の持ち主は赤が好きなのかな、と思う。
ベニカナメモチ(紅要黐)の新葉の赤、夏も赤いもみじの赤、
そしてこの大きなツツジの赤だ。
この庭にはツツジが数種類植えられているが、
この赤いツツジはとりわけ大きい。
近所の方がこのツツジの名前を教えてくれたが忘れてしまった。
私はどちらかというと、草や花に関しては青や紫、緑といった色が好きだと思う。
夏は青葉のもみじの方が涼しげで好きだったなぁなどと思っていたのだが、
この華やかなツツジの赤と、もみじの控えめな赤が
呼応し合うようなこの感じは好きだなぁとしみじみ眺めた。
赤もいいものだなぁ。
剪定や花木の手入れなど分からないことだらけで
手が行き届いているとは言えないけど、
少しずつ気持ちのいいお庭を作れるおばあちゃんになりたいなぁ。
思いのほか華やかな花
2020年5月28日 晴れ ちぎれ雲
自粛明けから2日経ち、登園時イヤイヤしていた長男も
今日は少し落ち着いていたようだ。
「昨日の夕方、ひみつどうぐを使う時・・・」
「おとうさんが来てできなかった」
と教えてくれた。
〝ひみつどうぐ〟とは最近園で受け取ったばかりの水彩道具セットのことだ。
先生がそういう表現をしたのか、はたまた最近大好きなドラえもんからきた発想なのか。
私たちは2月、この庭のある中古住宅に移ってきた。
前に住んでいた方は庭が好きだったんだろうな、と感じられる家で
「〇〇さんはよく庭の手入れをしていた」と近所の人の証言付きだ。
私はというと緑の親指は持っていないようで、
植物を育てるのは好きだが結構枯らすタチだ。
知識も全くなく、「庭に植えてあるこれらは何の木なのか?」
というところからのスタートだ。
庭の一角に生えてネギのような草もだ。
これはなんだろうとずっと言っていたのに、ようやく花が咲いた。
とびきり大きくて百合のような、オレンジのような黄色のような派手な花だ。
最初の1輪はなんと娘が採ってきてしまったm(_ _)mのだがこんな花。
これ、なんていう花でしょう?百合かな?
その後この花は次々と開いて
庭の片隅で存在感を放っている。
密かにこの隣に紫陽花を植えたいなぁと思っていた私が、
ちょっと紫陽花とは合いそうにもないこの花に苦笑してしまったのはここだけの話である。
夜に眠る花たち
令和2年5月24日 日曜日 暑い日
4月から始まった保育園自粛生活。
私は日中仕事をせずに子どもと過ごし、夜仕事をする。
代わりに夜は寝かしつけから夫が担当。
仕事とはいえ夜9時からは絶対に一人の時間が確保される
このやり方は悪くなかった。
昼は子どもと畑を作ったり塗り絵やジグソーパズルをしたり、
たまに一緒に料理をしたり、
もともとインドア派の家庭なのでそこまで難はない、
この生活にも慣れてきたような気がしていた。
しかし、ここ3日で一気に家が破壊されてきたのだ。
ちょっと末っ子を寝かしつけている間に
障子2枚、1枠につき1つ、計64個の穴があいていた。
かと思えば先に昼食を終えた上の子2人が押入れを秘密基地と決めらしく、
襖に小さな「窓」を作っていたり・・。
玄関に置いてある観葉植物・シェフレラ アングスティフォリア セラート
(到底覚えられそうにない)の左半身の葉がむしられていた。
犯人は庭から一人先に戻った長男だ。
ここ数年怒りの沸点が低く低くなってしまっている私はひとたまりもない。
両親から贈られたアングスティフォリアを見るや否や、
何でそんなことをするのかと叫んでしまった。
子どもたちはとても楽しそうに家の中を暴れまわっていたのであまり感じなかったが、
夫は「ストレスが溜まっているんだ」と言った。
「今日の県内感染者0人」が続き、緊急事態宣言は解除されたとはいえ
もう少しこの生活を続けようと思っていたのだが、
月曜日から子どもを保育園に行かせることにした。
写真は昼に畑で摘んだ雑草たち。
雑草と呼ばれる花を摘んでいけておくと、
夜になると蕾を閉じて休んでいるような姿に気づくことも多い。
夜に雑草の花を見に行ったりする機会はないので、
こうしてはじめて気づくのだ。
このピンクの花(おそらくクローバー?)が閉じた姿はとりわけ可愛らしく
この日苛立った私の心を少しなだめてくれた。
お題「#おうち時間」